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CAFEC(三洋産業)の深層濾過式ディープドリッパーレビュー

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誰でも簡単にプロの味に!というコンセプトを持つディープドリッパープロ。実は2018年1月に販売していたDEEP DRIPPER PRO。最近人気が高いこのドリッパーを実際に試してみました。深層濾過式!ここがこのドリッパーの肝です。

こんにちは、AOIです。

コーヒーを年間1000杯以上は飲んでいるジャンキーの私が中級者向けに説明します。

深層濾過式ディープドリッパーとは。美味しさの秘密。

今回、私が実際に購入した樹脂製のディープドリッパープロに含まれていたのはこちら。

ディープドリッパー本体(樹脂製)、ドリッパーサポートリング、メジャースプーン、DEEP45フィルター10枚、説明書。

こちらのドリッパーは有田焼磁気製1種類、樹脂製が木製サポーター型、シリコーン一体型の2種類出ている。

点リブが苺の種みたいに付いてる。ちょっと可愛い。

サポートリングは木製の部分とシリコーンのゴム部分でできていて、シリコーン部分は洗えるけど、木製部分は洗えないのでキッチンペーパーなどで拭くのが良さそう。

深層濾過式というのはドリッパーの角度を鋭角につけることによって従来の円錐ドリッパーよりもお湯がコーヒー豆を通って(濾過)いく時間が長くなる。

これによってコーヒーからより多く旨味を抽出できるという理論に基づいて深層濾過式ディープドリッパーができたとの事。

ドリッパーの角度は従来のものが60度の角度に対してディープドリッパーは45度の角度!

開口部の形は六角形、ペーパーとドリッパー壁面の設置面積を最小限にした点リブ構造。

注ぐお湯の量と抽出される量が同じになる様に調整しているらしく抽出がかなり早い。

角度をつける事によって高さが出てるのがわかる。これが深層濾過式。

フーム、、

三洋産業では他にドリッパーとして私もお勧めしてるスリーフォードリッパーフラワードリッパーなどがあるけれど、元々ペーパーフィルターを販売している企業。

スリーフォードリについてはこちらの記事を参照↓

そして、コーヒー豆の製造、卸、店舗経営もしている。

コーヒー豆はパプアニューギニアの豆が人気なのだとか。今度お取り寄せしよう。

三洋産業(CAFEC オンラインショップ)

実際にディープドリッパーを使って飲んでみた

今回はブラジルサントスNO2の中深煎りのコーヒー豆を使用し抽出してみた。

レシピは下記の通り

・使用豆 ブラジルno.2  ・焙煎度 中深煎り ・粉量 36g/500cc ・出来高 450cc

・粒度 中粗挽き ・温度 86度 ・速度 中速 3分

開発者であるCAFEC(三洋産業)社長の中塚さんが【暮しとコーヒーの動画】にて使用方法を公開しているのでそちらを参考に。

【はじめから簡単にプロの味】究極の初心者向けコーヒードリッパー、ディープドリッパー(deepdripperpro)のすべてを開発者の中塚茂二(三洋産業社長)さんに教えてもらいました

ペーパーは耳の部分を折り返しドリッパーにセットする。

耳の部分の先っぽは気にしなくていいと思うけれど、私は上記のように折っている。

粒度はこの位。※写真の粗さはご了承ください笑

ドリッパーに粉を入れ、蒸らしのためお湯を小さく一回、大きく一回ゆっくりと注ぐ。

この状態で30秒ほど蒸らす。

全体の1/3程はまっすぐ注ぎ、それからはゆっくり回しながら注いでいく。

抽出量になったらドリッパーを外し混ぜ合わせて出来上がり!

凄いと思う所!

  • 雑味などのエグミが無く、まろやかでコクがある。
  • 一回でたくさんの抽出するにはこれはヘビロテではないだろうか。
  • 3杯から7杯まで推奨していて量が多くても味のブレはなく、プロが入れるものを比べても大差はないと思う。

う〜んな所!

  • ドリッパー、フィルター共にサイズが大きい。
  • 一杯取ができない。

まとめ

プロはもちろん家庭でもおすすめできる。

耐熱温度が89度なっているので、このディープドリッパーは中深煎り以上の焙煎度のコーヒー豆に向いていると思う。

浅煎りの豆には不向きかな。

アプローチの仕方を変えて、低温度のお湯で浅煎りのコーヒー豆を抽出するってことはあまりないのでどうなんだろうか。

1杯用の物ができるのであれば利用度が格段に上がると思うのでメーカーに期待する。

では。

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