フレーバーコーヒーとは、コーヒーにフレーバー!いわゆる香り付けしたコーヒーの事を言います。そのフレーバーにはたくさんの種類がありフレーバーの付け方も各々特徴があります。広い意味で言うと出来上がったコーヒーにフレーバーシロップを入れたものもフレーバーコーヒーと言えるでしょう。この記事ではブラックコーヒーが苦手な方にもおすすめできるフレーバーコーヒーの特徴や種類、淹れ方、アレンジレシピ、お勧め購入先等をご紹介します。
フレーバーコーヒーとは
フレーバーコーヒーは香り付けしたコーヒーですが、その歴史は北欧を中心としたヨーロッパでシナモンやアイリッシュリキュールなどを加えて飲んでいた事が発祥と言われています。
有名なものでカクテルでもある『アイリッシュコーヒー』がありますが、こちらのコーヒーは1942年に作られたと言われているので、現実的には80年位の歴史でしょうか?
コーヒーの伝説として山羊使いのカルディの話がありますが、あの伝説では紀元前の850年とされています。そう考えるならその頃からフレーバーコーヒーは身近にあったのかもしれないですね。なぜならフレーバーコーヒーとは香りをつけて飲みやすくするためだったり、気分を変えるためだったりするのだから。私はそう感じずにはいられないのですが…真相はわかりません。
だからコーヒーは面白いのですが…
現在ではハワイのライオンコーヒーブランドでのフレーバーコーヒーが有名です。フレーバーではバニラマガダミアナッツ、ストロベリーハワイトチョコレートが人気です。ライオンコーヒーにはおまけとして”ALOHA HAWAIIのクリップがついているのが可愛らしくて人気があります。
フレーバーコーヒーどのようにできる?
香りがついているフレーバーコーヒーですが、その香りの付け方は3種類あるとされています。
1、コーヒー豆の焙煎時にオイルタイプのフレーバーを添加する方法
フレーバーオイルと言われる香りを焙煎時に添加し、馴染ませる方法です。こちらの製法で有名なのはハワイのライオンコーヒーです。
添加すると言う意味ではフランスやベトナムでもバターや砂糖、カカオなどを焙煎時に使用するのでこちらもフレーバーコーヒーですね!
2、焙煎後のコーヒー豆を挽いてフレーバーパウダーを添加する方法
出来上がったコーヒー豆を挽き粉にしてからフレーバーパウダーを追加して混ぜ合わせて作る方法です。製法は焙煎時にフレーバーオイルを加えるよりこちらのほうが簡単そうですね。味わいはともかく誰でも作れそうです。
3、抽出したコーヒーにフレーバーを添加する方法
抽出後のコーヒーにフレーバーを添加する方法は、スターバックスやコンビニコーヒーなどでも置いてあるフレーバーシロップでお手軽に作ることができます。
フレーバーシロップで代表的なものは、
『MONINモナン』、『Toraniトラーニ』、『Da Vinci Gourmetダビンチグルメ』の3種類。
『MONINモナン』は、フランスを代表するブランドでカクテルにもよく使用させるフレーバーシロップです。
『Toraniトラーニ』は、自然素材にこだわったイタリアンシロップの老舗で、1980年代に起こったアメリカでのエスプレッソブームでの立役者です。フレーバーラテによく使用されていますね。
『Davinciダビンチ』は、全てはコーヒーの為にと言うコンセプトで作られたアメリカシアトルの創業の企業です。創業者一族がヨーロッパでのチョコレート会社の名門と言うこともあり甘さへのこだわりが強いようです。
どのフレーバーシロップも美味しさが違うので色々と試してみるのもいいかもしれません。個人的にはカクテルを作るなら『MONINモナン』、ソフトドリンクを作るなら『Toraniトラーニ』、お菓子やコーヒー系にはナッツ系の『Da Vinci Gourmetダビンチグルメ』を使用しています。
フレーバーの種類について
たくさんのフレーバーがありますが、各種フレーバーを混ぜ合わせたものもあります。
チョコレート系…チョコレートのビターな味わいが、複雑ながら一体感のあるホッとする味です。初めてフレーバーコーヒーを飲む方にお勧め。
ナッツ系…ナッツ特有の香ばしいコクとほんのりと苦みがあるのが特徴で甘さはあまりないですが、人気のフレーバーです。アーモンド、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツなどがあります。
キャラメル系…コーヒーか苦手な方にも甘い香りが楽しめます。おやつを食べているような味わいです。
フルーツ系…オレンジ、ライムなどの柑橘系やトロピカルなマンゴーなどもあります。柑橘系はリフレッシュしたい時にはお勧めです。カルディのフレーバーコーヒードリップバックが飲みやすいですよ。
スパイス系…シナモン、ジンジャー、クローブ、ナツメグ、カルダモン などがコーヒーと相性がいいようです。トルコやモロッコ、インド、メキシコなどで飲まれています。刺激的な味わいを楽しめます。
フレーバーコーヒーの淹れ方
今回は実際にライオンコーヒーのフレーバーコーヒー『STRAWBERRY WHITE CHOCOLATE』を淹れてみます。
このライオンコーヒーのフレーバーコーヒーは焙煎後にフレーバーオイルを吹きかけたものを粉にしていますが、パッケージを開けたときに苺の甘酸っぱい香りのインパクトが強いのが特徴です。メーカーのおすすめの飲み方として、コーヒーフレッシュやお砂糖を入れた方がいいとのことです。三角チョコのア○○の味わいに似ているとよく言われています。
本日のレシピは、
- コーヒー粉:10g(1杯分)
- 湯温:90度
- 抽出量:180cc
使用器具は、
- ドリッパー:ハリオ V60 01(1杯から2杯用)
- サーバー:珈琲考具コーヒーサーバー割れにくいサーバー400ml
- ドリップケトル:山善電気ケトル0.8L
好みにもよりますが、コーヒー粉10gで抽出量240cc位でも飲みやすくてお勧めです。
こちらのSTRAWBERRY WHITE CHOCOLATEは、袋から開けた瞬間が一番香りがきいていて衝撃的です。
チョコレートなどと一緒に飲むのがお勧めです。
お手軽に楽しむならシロップを使用したフレーバーコーヒーでしょう。
こちらはコーヒー1杯に対して5ml程のシロップをコーヒーカップに入れておきます。抽出したコーヒーをカップに注いで混ぜ合わせれば完成です。合わせるコーヒーはブラジルのブレンドなどのクセのないものが合わせやすいと思います。
この記事ではフレーバーコーヒーについてご紹介していきました。
まだ試してない方は一味違うコーヒーを楽しめるので試してくださいネ!
では。
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