コーヒーには産地での特徴、焙煎での特徴、抽出での特徴と味わいを変化させるのに色々な要素が関わると思うけど、
その中でも極めて特別なコーヒー豆、コピ・ルアクを本日はご紹介。
そもそもコピ・ルアクって?
インドネシアの現地語で、
コピ=コーヒー
ルアク=猫(現地でのマレージャコウネコのこと)
独特の香りを持つことで有名なんだけど、
何より、そのジャコウネコがコーヒーの果実を食べて
排出された糞の中の消化されなかったコーヒー種子を洗い、
乾燥させ、焙煎したコーヒー豆のこと。
産出量が少ないことから高額で取引されている。
コピ・ルアクの特徴は?
今回手に入れたコピ・ルアクはバリの物。
もともと野生のジャコウネコがコーヒーの果実を食べたものが
消化されて独特で豊かの香りがつくのだとか。
主に消費地は日本や台湾、韓国などのアジア諸国なのだとか、
現在はお土産として偽物まがいのものまで流出している始末だとか…。
希少価値が高いからジャコウネコを乱獲し無理やりコーヒー果実を
食べさせ作るらしい。
恐ろしや。
海外では高評価の反面 【poo coffee】として茶化した言い方もある。
今回のコピ・ルアクはアラビカ種の豆との事だが、
現地の天然の物では色々な品種が混ざっているそうな…
観光地であるバリではロブスタの傾向が強いとか。
今回のはアラビカ種との事。ほんとかなぁー?
実際コーヒー豆を見てみると、
欠点豆が目立つ。
欠け豆や虫食い、ムラも少し…
こういうものなのだろうか?
消化の過程でこうなる…?
コピ・ルアクの抽出
今回はドリップにて抽出してみた。
本日のレシピは、
■コピ・ルアク 20g ■お湯 90度 320g ■挽き目 中挽き ■蒸らし時間 30秒 3分を目処に抽出する
使用した器具は、
●カリタ コーヒーミル ●カリタ×TUBAMEコーヒーケトル ●カリタ×TUBAMEウェーブドリッパー ●カリタコーヒーサーバー ●ハリオV60コーヒードリップステーション
引いていると、
おっ!、おっ!
フルーティーな香り♫
これは期待できる。
コピ・ルアクの味わい
香りはそこまで立たなかったけど、味わいはエキゾチックなフルーティーな味わいで
私は好き!!
そして少しネットリとした
オイル感がある。
これが腸内細菌の力なのか?
インドネシアのジャコウネコを想像しながら
飲むコピ・ルアクはいい!
実は意外かもしれないけど、
排泄物的なコーヒーはジャコウネコの他にもあって
タイでは象、ペルーではハナグマ、台湾では猿の吐き戻したものなどもあるらしい。
一生に一度は飲んでみたいかな。
機会があれば、お試しあれ!
では。
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